関数の増減表とグラフ - 微分の基本
$x^2 - 6x + 13$ を微分すると $2x - 6$ になり,この導関数は $x = 3$ で値が $0$ になります.
導関数は $x < 3$ でマイナス,$3 < x$ でプラスになるため,もとの関数の値は $x < 3$ で減り,$3 < x$ で増えます.
$x < 3$ 減る
$3 < x$ 増える
この分析は当たっています.実際,二次関数 $x^2 - 6x + 13$ は $(3,\ 4)$ を頂点とするグラフです.
微分から関数の増減を考えるさい,下のように表をつくるとわかりやすくなります.
\begin{array}{c|ccc} x & \cdots & 3 & \cdots \\ \hline f^{\prime}(x) & - & 0 & + \\ \hline f(x) & \searrow & 4 & \nearrow \end{array}
この表を増減表といいます.
微分(数学Ⅱ)
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