芸能人と有名人への批判、悪口、誹謗中傷をまとめる雑誌とブログに贈る言葉:ゴシップ記事を書く人は著名人だけでなく自分も傷つけている

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名前を Google で検索すると、「胡散臭い」「嫌い」「オワコン」という言葉が候補に出てくる有名人や芸能人がいる。検索エンジンの機械学習を説明すると長くなりますが、わかりやすく言うと、「嫌い」という言葉をたくさん使ったブログ記事が大量にあることで「○○ 嫌い」という候補が生まれます

今回はそうしたブログをつくっている何万人というブロガー(ここからは「あなた」とあらわす)に向けて、次の言葉を贈ります。

絶望の底の底に落ちる前に、絶望の底から今すぐ脱出しよう

あなたは間接的に有名人の名誉を著しく傷つけている

Google、YouTube、Facebook、Twitter といった検索エンジンやソーシャルメディアは、あなたの書きこみを餌にして言語間の距離を行列にします。言語と言語の関係を距離空間の座標にすることが機械学習の目的の一つ。

あなたが「○○が炎上した理由を解説!ツイッターで悪口を言われるのは当然という声は本当か検証!」とおぞましいタイトルの記事をつくるか、または投稿すると、Python はそのタイトルを分解して

○○
炎上
悪口

というキーワードの集まりに意味を与え、○○と炎上の抽象的な距離が定義される。例えば

d(○○, 炎上) = 0.96

となる(話をわかりやすくするために雑な解説にしている)。○○が好感度の高い、優しい人だったら

d(○○, 優しい) = 0.17

かもしれない。0.96 より 0.17 のほうが短いため、このときは「○○ 優しい」が検索の予備候補などに出る。

しかし、あなたがウェブの世界に「○○ 炎上」という組みあわせのキーワードを放出していくと

d(○○, 炎上) = 0.54

と距離が短くなっていく。あなたがひどい記事をもっと書くと、ついに

d(○○, 炎上) = 0.12

となる。0.17 より小さい値になったところで、ソーシャルメディアは「○○ 優しい」を外して「○○ 炎上」を候補に出す。

要するに、あなたはゴシップ記事を書いて人のイメージを間接的に操作している。マクドナルドかセブンイレブンの数時間の給料を手にするために、あなたは有名人をねちねちと調べ、文字を書き、ツイッターからなにかを引用し、みすぼらしい WordPress のサイトに投稿する。あなたの雀の涙ほどの金のために、有名人は傷つく。

ゴシップ記事は書き手の金にならず、単なる屈辱に終わる

あなたがせっせと書いているゴシップ記事はほとんど金にならない。

正確ではありませんが、私の調査では日本にゴシップブログが 10 万ほどある。ひょっとしたら 25 万かもしれないし、8 万かも。10 万ほどあるブログのうち、90% は月間収益が 1 万円に届かない。

この分析を見てひどくいらついた人は図星です。自分の愚かな商売を批判されて怒るのは、他ならないあなたが自身の犬のクソにも劣る、地獄の底の底の仕事にイライラしているから。

あなたが幸せな人生を送るための解決策は一つしかない。

今すぐ「○○が嫌われる理由をまとめてみた!」という記事を削除し、日本社会から汚物を除くのです。三日たまったウンチが下痢になって出たあとのように、あなたの心はすっきりするはず。

自分はなんて愚かなことをしていたんだろう、もっと前向きに生きないといけないな

と思ったら、貧乏くさい WordPress のサイトを閉鎖し「ゴシップ記事を書いても、得るものはなにもありませんでした」という反省文をあなたの好きなツイッターに投稿するのです。

これだけ。あなたの人生はこれで大きく変わる。あなたの人生がよくなることを祈って、最後にいつもの言葉を贈ります。

嫉妬は自分への最大の侮辱

自分より金をもっているから、自分よりちやほやされているから、自分よりきれいだから、という理由で有名人や芸能人のゴシップ記事を書くのは、自分への最大の侮辱です。

自分にイライラしている人は他人を責める。自分にイライラしていない人はなにもしない。

ゴシップ記事を書いているブロガー、文春などにいる四流ライターと編集員は人を傷つけているようで、それ以上に自分を傷つけている。