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NVIDIA の明るい決算と FOMC 議事要旨、大都市の住宅価格崩壊に思ったこと

今日 2 月 22 日、NVIDIA の決算が発表されて夜間取引は上昇しました。NVIDIA の明るい見通し(特にゲーム用コンピューター)は半導体市場というよりは NVIDIA そのものの成長力を示しているような気がしました。

NVIDIA は昨年大部分を売ったのであまり持っていません。NVIDIA の最近の株価上昇は ChatGPT によるところが大きく、今回の決算にはあまり反映されていないように思います。

アメリカの株式市場にとって NVIDIA の決算はきわめて重要でしたが、今回の決算でぎりぎりふんばれるような気がしてきた。

中国からアメリカへのコンテナ価格は正常化し、比較的暖かい冬と原油の落ち着きによって物価高の根本的な原因はかなり排除されました。残っている不安は、金利上昇の回数とサンフランシスコなどの大都市の住宅価格の崩壊です。

まず FOMC の要旨ですが、これは 0.25% 派が多数を占めるという結果でした。しかし回数が問題になります。2 回なのか 3 回なのか。そして緩和する時期が今年なのか来年なのか。

もう一つは住宅価格の崩壊です。昨年は「脱カリフォルニア運動」によってテキサス州やフロリダ州への大移動が起きました。そうしてオースティンやマイアミなどが一大ブームになったわけですが、サンフランシスコなどは住宅価格がきつく下がっています。

住宅価格は経済の先行指標で、イールドカーブと合わせてきわめて重要な統計です。イールドカーブはすでに何ヶ月も逆転しています。強い労働市場と購買力によってインフレーションの収束が予測できないことをふまえると、金利は 3 回になってもおかしくないような、気がしないでもない気がしました。

おわり。

ここから下は古いメモ

2023.2.16

今 Shopify が 16% くらい下がっている。今回は本当に、神に感謝した。

私は決算前にそこそこ売る癖があります。今年始めから一貫して上がり、さらに決算前の期待で一段と上がったので、昨日は徹夜で Shopify を見張って売りました。

Shopify はまだ少しもっていますが、大部分は売ったので、大暴落を間一髪で回避できた。これは実力でなく、単純な運だった。

サイコロの神は冷酷だけど、今回はその神に助けられた。正直今はぐったりしています。

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