「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」の感想(随時更新)
アニメ「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」の感想をちょこっとまとめました。この記事は最新第四話までの感想です。
ネタバレがあります。見てない方は読まないでください。
第一話
「何人の男性と交際する節操のない人間には絶対になりません(引用だけど、記憶が曖昧なので正確でない)」と言うくらい、ヒロインの真昼(まひる)は真面目で頭がいい。私はこういう真面目な人が好きです。
主人公・藤宮周(周と書いて「あまね」と読む)はヒロインと運命的に出会った…わけではなく、マンションの隣人で最初から知っていた。同じ学校にいるモテモテの女の子で高嶺の花だから、冷めている主人公はどうでもいいと感じていた。
このように、ヒロインも主人公も真面目で割と冷めています。しかし主人公はゼリーを夕食にするくらいだらしないので、真昼はなんとなくお弁当を作って助けてしまう。
真面目ゆえに人助けをする。こんな人がいたら世界は平和になるし、もし隣にこういう人がいたらどれだけ幸せなんだろう。いるわけねーし! でもいてほしいし…。
第二話
第二話から真昼は周の家で食事を作るようになります。弁当だと確かに面倒だ。
もうこの時点で奥様じゃないかキミ。
主人公はヒロインを少しずつ好きになっていきますが、恋愛感情はまだなさそう。このナイスガイはおそらく、恋愛状態に入ったら真昼との生活が終わってしまうというリスクを考えている。
わかるよその気持ち。
プレゼントを渡すところは少し緊張した。ここで引かれてヒロインが料理作りを放棄するかもしれない。が、さすが現代アニメ。ちょっと不安定な社会で生きる私たちに必要な「安心感」を提供してくれたのであります。ヒロインの冷たさが氷のように解けてきたのである。
第三話
藤宮周の母がやってくる回。人の話を完全に聞かないお母さんによって、二人の距離が少し短くなりました。
もし主人公がきちんと料理できるようになったら、ヒロインの任務は終わって甘酸っぱい生活は終わります。真昼も二人の生活にまんざらでもないので、主人公がきちんとなっていくことに不安をもっている感じ。
このクールな少年、実にいいところにいます。女性の行動に勘違いして変なことをする、という真似はしない冷静で頭のいい主人公。だけど掃除も料理もできないズボラ人間。だからこそ、ヒロインの母性本能と信頼を勝ちとった。
このアニメ非常に勉強になるね。
第四話
ここがかなり面白い。二人の甘ったるい生活はみんなに秘密だった。しかし友だちにバレてしまう。そこで主人公・周が真昼の帰り際に
「もう少し二人だけの秘密にしたかった(引用)」
とつぶやく。
クールな色男がついに甘い嫉妬に駆られた瞬間でした。私も主人公とまったく同じことを考えていたので、完全にリンクしたことに感動しました。
主人公の友だちという赤澤。私個人的に、赤澤氏を見るとハラハラする。だって主人公の前でイチャイチャするんですもん。それってあんまりじゃない。仮にも友だちなんだから、見せつけてくれるな!
そんでもって、今度は主人公と真昼の秘密を知りやがって、いったいぜんたい、なんなんだこいつ!
って貧乏ゆすりしまくってました。ポップコーンをモニターに投げつけてやりたかった。ああ、かわいそうな藤宮周。
という感じで毎週見ています。
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