Pythonの型指定(基本編):引数の型を指定してエディターの候補表示を活用しよう
Python は変数の型を指定できます。
def a(i: int):
return i + 1
b = a(1)
print(b)
Python 出力
2
a という関数の引数 i を int 型に指定しています。もし i に文字列を入れるとどうなるでしょうか?
def a(i: int):
return i + 1
b = a('あ')
print(b)
Python 出力
TypeError: can only concatenate str (not "int") to str
とエラーになります。型を厳密に指定すると、予期しない値を排除できるだけでなく、エディターや統合開発環境で効率よく単語を入力することもできます。例えば引数が文字列のとき、文字列という型をきちんと設定すると、引数に合わせた候補が表示されます。
Python は豊富な関数が強みであり、こうした候補の表示は作業効率に影響します。十字キーを動かすだけで関数を入力することが容易になります。
関数
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