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星の一生がわかる図

星も生物と同じように生と死があります。星の一生は「星間分子雲」というチリが雲のように集まったところから始まります。

800px-Heic0411a

雲の中で、一部の物質が集まりはじめます。それはやがて大きくなり、周りの物質を次々にひきよせてもっと大きくなっていきます。それは長い時間をかけて「原始星」となります。

原始星から星へ

原始星は成長し、太陽のような「恒星」になります。

The_Sun_by_the_Atmospheric_Imaging_Assembly_of_NASA's_Solar_Dynamics_Observatory_-_20100819

恒星は自ら光を発する星で、重さによって寿命がある程度決まります。

年をとって赤色巨星へ

星は年をとります。年をとると大きくなって、色が赤くなっていきます。

776px-RedDwarfNASA

十分に大きくなった赤い星を「赤色巨星」といいます。オリオン座のベテルギウスは赤色巨星です。

超新星爆発

風船をどんどん膨らませると、いつかパン!と破裂しますね。同じように赤色巨星もどんどんふくらんでいくと、あるとき爆発します。

750px-Keplers_supernova

これを星の「超新星爆発」といいます。ベテルギウスもいつか爆発すると考えられています。

ブラックホールへ

爆発後、ブラックホールが生まれることがあります。ブラックホールはいわば「星の死」です。

Black_hole

以上、星の生まれてから死ぬまででした。

実は他にもいろいろな成長と「死」があります。ブラックホールにならず、中性子星という星になるタイプもあります。

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