2021年6月Triple Witching:10年利回りの低下にかかわらずテクノロジー株が下がる

2021年6月第3週Triple Witching

早朝から11時にかけて激しい値動きをともなって下げつつ、国債の利回りも低下しました。NVIDIAやRokuなどが大きく伸ばしつつ、銀行と配当株が大きく下落。

11時すぎ頃から指数は上昇と下降をくりかえしますが、最初は調子のよかったNASDAQがずるずる下げてくる。

15時頃ちょうどから底から大きく反発。15時47分から取引量が目にみえて増え、ボラティリティが大きくなりました。

利回り低下にかかわらずテクノロジー株が下落

先物とオプションの期限が重なる特別な日のため、利回りが低下してもNASDAQが上がらないという状態でした。最高値を更新したNVIDIAはこの数日テクノロジー全体をひっぱる役割をもっていましたが、結局はトントンで終わりました。

パウエルの発言で直近の利回りよりも数ヶ月先のテーパリングに意識が向かっているとしても、利回りが下がってテクノロジーが下がるという相場はイレギュラーとしかいえない。半導体がこれだけ供給不足になっているにもかかわらず、Applied Materialsなどが暴落しているのも相場の変化を示している。

テクノロジーと銀行が見事なくらい逆相関したのは、テクノロジー売り銀行買いのオプションが積みあがっていたあらわれで、ひょっとしたら来月以降はこの関係が薄れるかもしれない。

弱いダウ平均株価は成長株回帰の傾向を示す

先日発表されたjobless claimsの悪い結果をふまえると、7月28日のFOMCもおそらく無事に通過する。個人的には、9月22日のFOMCが大きなイベントになると思います。

逆に言えば、来週から9月中旬まではSquareなどの成長株がキャタピラなどのダウ平均採用株をアウトパフォームする可能性が高いということです。

※この記事は個人的なメモにすぎず、投資の助言や斡旋ではありません。投資は自己責任です。Triple Witchingがあるたびに内容は更新されます。