リーディングはもういらない。英語の勉強はリスニングとライティング。

多くの中学生を教えてきた経験から、最も効率的な英語の勉強法はライティングとリスニングであると著者は確信しています。なぜならリーディングは学校でさんざんやっているから。なおスピーキングの効果については現在も調査中であり、声高に「効率的である!」と言えるまでになっていないので省きます。

多くの書籍、テレビ番組、ラジオ番組でもくりかえしくりかえし言われていますが、英語の勉強はリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングをバランスよく行うべきでしょう。学校の授業がリーディングに特化していたらかなり危険です。自宅や予備校でライティングとリスニングの勉強に励まないといけません。

英語が嫌いな人にとってライティングとリスニングの効果は顕著に表れます。英語が嫌いな人の多くはそもそも英語の文章を読むのを億劫に思っており、文法を理解したり単語を覚えたりといった時間をあまりとらない傾向にありますが、一方で簡単な文章を書くライティングやベッドに寝そべった状態でもできるリスニングはリーディングほど苦痛に思わないようです。ライティングとリスニングもつらいことはつらいが、リーディングほどではないといった感じ。よってライティングとリスニングを中心にすると、英語の勉強時間の絶対量が増えます。

英語は難しい文を読めても簡単な文を書けなかったり聞けなかったり言えなかったりしますよね。難しい英文は読めるのに、5歳くらいの子供でも書けるような簡単な文が書けないというのは日本人にありがちですが、そうならないためにも中学生のうちから脱リーディング主義を心がけるべきでしょう。

学習指導経験をもとに、英語が苦手な状況で英語の点を伸ばすために効果的な時間配分はこのようになります。

  1. リーディング(自宅) : 15~30分/1日
  2. ライティング : 30分/1日
  3. リスニング : 60分/1日

あくまでも一例なので参考程度にしてください。比率は英語の習熟度などによって変わりますが、なるべくリスニングを主軸に据えたほうがいいですね。スピーキングの効果は調査中ですが、英会話教室に通える時間と予算があればそちらを主軸にしてもいいと個人的に思います。いずれにしてもリーディングをメインにしないという方針は守るべきです。リーディングは学校の授業で十分。