英語は英会話教室以外に行くな! 大学生講師から英語を学ぶな!

有名私立中学校の間で有名な一部の塾は、英語を先取りして、例えば中学1年生の間に形容詞の比較といった高度な文法を教えるそうです。もちろんそれは大変けっこうですが、多くの塾はやはり日本語講師による文法解説を授業のメインにしており、学校のリーディング授業と足すと全体としてかなりいびつな学習スタイルと言っていいでしょう。もし塾に行くなら、リーディング以外の勉強を中心とする英会話教室がいいと考えられます。

英会話教室は英会話を通してスピーキング力はもちろん、ネイティブスピーカーと触れ合うことでリスニング力の向上も期待できます。マンツーマン英会話教室はレッスン単価が普通の塾に比べて高く、家庭教師並のコストがかかります。社会人家庭教師として活動する著者が言うのもおかしい話ですが、家庭教師を雇うくらいなら英会話教室に行かせるべきだと思います。

予算と費用対効果についてもう少し考えてみましょう。英会話教室はおそらくほとんどの人にとって絶大な効果をもたらすでしょう。少なくとも大学生のバイト講師に教えてもらうよりは期待できます。英語が本当にできるかどうかわからず、まともな発音もできるか怪しい大学生に払う金額は1ヵ月あたり約1.5万円です。塾によって多少の差はありますが、中央値はだいたいこのくらいです。時間は約8時間/月です。これも塾によって多少の誤差はあります。2時間/日×4日/月と計算しました。

一方、英会話教室はプロのネイティブスピーカーによる総合的な英語教育が行われ、その費用もおおむね月1.5万円です。この場合の時間は40分~50分/回×1回/週×4週/月で、約3時間/月。

これだけ見るとマンツーマン英会話教室がいかに高コストであるかわかりますね。しかし費用対効果で考えると必ずしもそうとは言えない。なぜか? 私が見てきた限り、一般的な塾では授業時間のおよそ3割がなにもしていない無駄な時間です。教師がコミュニケーションと称して雑談をしたり、生徒も集中が途切れてだらけたりする分が約3割。これを先の時間にかけると月5.6時間となります。さらに、ネイティブスピーカーと英語ができるか怪しい大学生がもたらす効果に3倍の差があるとしましょう。すると5.6を3で割って約2時間。英会話教室が3時間なので、やや英会話教室がコストパフォーマンスに優れていると言えます。

ただし当サイトで何度もしつこく述べているように英語はリーディング以外の要素が非常に重要で、今後の成長の鍵を担っているので、成長期待を考えれば大学生英語教室は英会話教室に完全に負けています。同じ1.5万円を出すのであれば、英会話教室一択です。

日本人講師による英語教育を考えるのであれば、御茶ノ水のど真ん中で大量の生徒を集めるような大手予備校がいいでしょう。大手予備校は大手だけあって素晴らしい講師と素晴らしい授業を準備しています。しかし、近所にあるから、同級生もいるから、という理由で大学生講師が英語を教える近所のよくわからない塾に通うのは、絶対にやってはいけない、最も愚かな教育投資であります。

ポイント

  1. 英語は英会話教室に通う。
  2. 大学生が講師をやっているような塾には絶対に通わない。

英会話に抵抗があるという理由で英会話教室を避けないでください。英会話教室(できればマンツーマン形式)という未知の世界に飛びこんで、その効果を早く実感していただきたいと思います。