開成高校の大学進学先を見れば日本の目標がわかってくる

2018/6/05

Shinichiro Sakamoto

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ひさしぶりに開成高校の大学進学先を調べたら、今年も海外の大学に進学した生徒の人数がチェックされていた。とてもすばらしいことだと思う…。2018年度はカリフォルニア大学ロサンゼルス校が進学予定に入っていた。

東大に入りたくない人の考え

いつものようにあらかじめ断ると、私は誰かの気分を傷つけたいわけではない。この記事は単純な個人の意見にすぎない。私の世代では何人かがすでに東大を嫌っていた。

開成高校の生徒はプライドが高いので、東大に入ることは当たり前なのだ。大切なことは現役か浪人かの違いでしかない。しかしもっと意識が高い人間はその東大もバカにしている。

彼らはノーベル賞とフィールズ賞の受賞者数を理由に東大を世界ランキングから外し、国際的にブランド力のない大学だと考えている。私が高校生だった頃はGoogleが伸びてきており、カリフォルニアの産学連携はすでに有名になっていた。今のところ東大は優れた会社を生みだしていないようだ。そうした背景からアメリカの大学に行くことが最もいい決断だと考える人は、少数派だったにしてもいた。

海外に行くことが正しいという流れ

私が卒業するくらいの頃から、東大に入っても医学部以外はつぶしがきかないことは誰もが認識していた。そうした焦りのようなものがだんだん大きくなってきたのか、現在は海外に進学する人が10人近くも出てきている。

これは正しいというよりは、しかたない選択だと思う。なぜなら東大に入ってもメリットがないからだ。学歴社会がとっくに崩壊していることは、彼らの親以外はなんとなくわかっている。それよりも自分を過酷な世界に放りこんで、心身の筋トレをやっていたほうが将来金になる。

これを読んでいる保護者の方、特に受験生を持つ教育に熱心な方は、開成高校の大学進学先を数年分チェックしてほしい。彼らは東大に入れないから海外に進学するわけではない。東大に入ってもメリットがないという理由でチャレンジしているのだ。それを知ったうえで、今の教育方針を冷めた目をもって考えてほしい…。


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