2019年の株式相場〜日本株と米国株の予測

2019年はどのような年になるでしょうか? 今後のトレンドをふまえながら考えてみます。

コンピューター

2019年は2018年と変わらず、比較的平穏な年になりそう

2019年は消費税増税が予定されています。経過措置がとられるとはいえ、基本的には来年の秋から10%になり、消費意欲はいっそう落ちることが予想されます。

高齢化と少子化が毎年加速していることを考えても、消費者に近い会社は厳しい環境に置かれそうです。しかし消費税増税の駆けこみ需要を織りこむ形で、2019年はそれほど悪い年にはならないともいえます。

さらに円安の流れは今のところ変わっていません。アメリカが他国を無視して関税をかけていく可能性もありますが、日本は基本的に内需で維持されているため、貿易戦争に直接巻きこまれることはないでしょう。

金

日本株は複雑で予測できない値動きを続ける

アルゴリズム取引、SNSを含むオンライン情報にもとづく自動売買などがより活発になり、値動きはより複雑になりそう。短期的な暴落と高騰をくりかえしながらも、中長期的には価格がほとんど動いていないという状況も当たり前になるでしょう。

インターネット、ゲーム、小売といったセクターでなく、個別の業績がより一層、株価に反映される可能性があります。

米国の会社そのものは成長を続ける

米国株の株価がかなり割高になっているように見えますが、アメリカの会社は引き続き成長するでしょう。

アップル、アマゾン、グーグル、ネットフリックスなどの会社は高いブランド力と技術力を持ち、顧客をうまく囲いこんでいます。インターネットとスマートデバイスは生活の隅々まで溶けこみ、もはやスマホと電波なしでは都会の生活は送れないほどです。そしてこれらを武器にしている会社がアメリカにはたくさんあります。

2018年に続いて、人工知能と機械学習の技術力を持っている会社がますます成長し、割高な会社はさらに割高に、割安な会社はさらに割安になりそう。

ひよこ

株価そのものは楽観的になれない動きになる

世界の経済は10年ごとに大きなイベントが発生します。アジア通貨危機が1997年、リーマン・ショックが2008年で、2019年はリーマン・ショックから11年も経過しています。2018年は今のところ大きなイベントがなく、アジア通貨危機のような危機がそろそろ起きてもおかしくない状況といえます。

トランプ大統領の関税政策は米中貿易戦争という形で煽られていますが、株価に大きな変化はありません。しかし水面下で何かが起きており、2019年に一気に膿のように出てくるという悪いストーリーもありうるでしょう。

当記事ではトランプ大統領やイギリスのブレグジットよりも、新興国市場の一層の下落とEUの移民問題に焦点が移ることにリスクがあると予測します。

日本ではあまり記事にならないハンガリーでは、政治が反EU、反ソロスを掲げて世界に背を向けようとしています。こうした右傾化はヨーロッパ各地で起きており、ドイツでも移民問題をずっと後回しにしているつけがそろそろきてもおかしくありません。

ヨーロッパの右傾化が進めば、EUは内部で崩壊しながら、大国と小国での経済格差が広がり、政治的な緊張は長く続くようになるでしょう。

2018年も新興国は底打ちしたと言われていますが、新興国のリスクはいまだにあり、先進国は投資を控えるムードを崩していません。

総括

  • 全体は動かないが、個別株が動く
  • アルゴリズム取引が活発になり、人の手によるデイトレードやスイングトレードといった手法は通用しなくなる
  • 消費税増税の駆けこみ需要で消費欲低下は一時的に免れる
  • リーマン・ショックから11年、そろそろ何かが起きてもおかしくない
  • 新興国はいまだに余談を許さない
  • EUはいよいよ崩壊するリスクもある
  • 米国株、特にテック系の株は高成長を続けて株価も上がる

当記事は一個人の予想です。株や投資商品の取引をすすめるものではありません。投資は自己責任です。この記事を参考にしたとしても、投資などによる損害を当サイトに求めることはできません。

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