私が地球温暖化と電気自動車にこだわってテスラに投資した理由:人間社会に絶望した人は環境問題しか興味がなくなる

数年前に「どうしてテスラの株を買ったの?」と聞かれたとき、「イーロン・マスクが好きだから」と答えました。実際はイーロン・マスクの他にもっと大きな理由があるので今回はその話をします。

私は小学生のときから環境問題にこだわっていますが、その動機は25歳くらいで変わりました。それまでは「地球はこのままだとぶっ壊れる。なんとかしないといけない」という素朴な気持ちしかなかったのに、今はもっとネガティブな感情が働いている。

それは日本社会への絶望です。社会とこの国にいる人間への完全な諦めが、地球環境という大きなテーマへの興味につながっているのです。テスラを買ったのは、さまざまなしがらみがあって日本を脱出できないストレスと、悪意と嫉妬と「出る杭を打つ」醜い文化が蔓延した日本への深い絶望の裏返しでした。

こんなことを言うと「はあ? 社会に文句を言う前にお前自身がなんとかしろよ。バカが! どうせどうしようもない負け組の人生を送っているんだろう?」と言われそうだけど、私を見下すことができる人は日本にほとんどいません。このサイトで「経歴」と検索して私の経歴を調べてください。あるいは「どうせお前は日本人のふりをした○○人だ。国に帰れ!」とも言われそうだけど、残念なことに私は生粋の日本人です。

私は正義なんかくそくらえと思うタイプで、心のない人造人間みたいな人間ですが、それでも一定の社会的正義があって「この国をなんとかしたいな。そういう人になりたいな」と思って行動していました。なんせ私は政治家の家系で親戚に元防衛庁長官がいるくらいです。しかしこの国とこの国にいる若者から高齢者の悪意には負けました。まともな頭をもっている人はわかると思いますが(わからなくてもけっこう)、期待がゼロになったときにできることは他に期待することだけ。

日本社会に期待することは完全にムダであると心の底から理解した人は、社会でなく地球に期待するようになります。日本社会がどうなろうと知ったこっちゃない。しかし地球はそういうわけにいかない。地球は少なくとも地球が存在する銀河において一番美しい星です。痰と糞尿が混ざったドブ川をいくら掃除しても、そこに痰を吐く人がいたら清掃人は永遠に報われない。ましてそのドブが増えていたらなおさらに意味がない。しかし地球はすでに、ドブを出す人よりもドブを除去しようとしている人が多くなりつつある。少なくとも日本以外の先進国では。

人生は結局、希望の中にしかありません。私は日本人になにも期待していないので、人間社会に生きているかぎり死んだような人生を送ることになります。ましな人生を送るには地球環境を意識する必要がありました。そこでテスラを買ったのです。「っていうか〜」という言葉を息をはくように言う女子大生が好むヴィトンのバッグを買うよりはましだと思います。

未成熟なひねくれ根性、想像力の欠けた論理、そして貧困からくる恐ろしい足のひっぱりあいをおかしいと思う人で、この国にいる人間に絶望して諦めている人は環境問題に人生を捧げることをおすすめします。地球は今、温暖化以外に砂漠化と水不足、そして食料危機に直面しています。上野のアメ横にある居酒屋でマスクをつけないで騒いでいる人はわからないと思いますが、全世界的に食料が不足しています。そう感じないのは、あなたが貧困国から間接的に富を奪っているからです。

とにかく、日本は後戻りができないところまで堕落しました。もはや私にできることは外国の土地を買って、弁護士を雇って出国の準備をするだけです。さようなら。