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開成中学校の入学者に贈る言葉…劣等感と嫉妬を尊敬に変えよう

合格おめでとうございます。開成中学校に入る人たちにこんな言葉を贈ります。

  • 今までのように勉強することは人生で二度とない
  • 努力より努力をコントロールする努力をしよう
  • 自分を天才だと思ってはいけない
  • 英語と数学以外の科目はどうでもいい
  • 中学二年生のときにターニング・ポイントがくる
  • カードゲームにはまってはいけない
  • 将来のことは深く考えなくていい
  • 劣等感を尊敬に変えよう

上で書いたことを理解していれば、慶應高校にいる連中が慶應大学に入るように、あなたは東京大学か京都大学にスッと入ります。

入学するとさっそく東京大学の話が出ると思いますが、大学受験は深く考える価値もない。あなたがつける金ボタンのほうが東京大学のプラスティック製 ID カードよりはるかに価値があります。開成中学校は金ボタン、開成高校は銀ボタンを襟につけますが、東京大学は銅ボタンどころかプラスティックボタンです。

「おいおいまた東京大学の悪口かよ」と思わないでください。私は東京大学の数学科が本当に好きでした。私は大学二年生から三年生の二年間が幸福のピークです。

話がずれたけど、東京大学の医学部を目指しているとしても、入学してすぐに鉄緑会に入る必要はなく、実のところ、中学校にいる間に予備校に行ってもなんの意味もない。

子どもの人間関係に不安がある保護者に贈る言葉…

私が開成中学校に入ったとき、周りは偉そうな連中であふれていました。開成のヒエラルキーは頭脳と体型と社交性で決まるため、私は最底辺に落ちていじめられました。私はちびだったのです。五月のときはすでに辞めたい気持ちでいっぱいでした。

入学者の何割かはこのヒエラルキーに打ちのめされて、きつい一年間を送ります。あなたがその中に入らないことを祈ります。もし入っても安心してください。開成の人間関係は一年ごとに変わり、いじめが次の年に続くことはありません。

最後に贈る言葉…

開成中学校と開成高校に入る人は信じられないほど大きな劣等感と抑圧に悩みます。「それはお前だけ」とあざ笑う私の同級生はいないはずです。優秀な人も転落していく人もいつも劣等感に苦しんでいる。

私がこんなのん気に生きているのも、その劣等感を克服したからです。私は長い時間をかけて嫉妬という化け物を除いてきました。

「本当はオレのほうが頭がいいのに!」

と何度も苦しむだろうあなたに贈る最後の言葉はこれです。

「嫉妬は自分への侮辱であり、自分が受ける侮辱のうち最大のものである」

劣等感は自分を破壊しつくします。破壊される前に、劣等感を尊敬に変えてください。これができたら、あなたはもう成功者です。

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受験生と卒業生に贈る言葉