連載 メディアと広告のニヒリズム

SNSに疲れている人はインターネットから離れよう〜ソーシャルメディアをやめてわかった3つのこと

SNSに疲れている人はSNSをやめよう、という結論の記事です。

私がSNSをやめた理由

私はずいぶん前にTwitterなどのソーシャルアカウントを消しました。FacebookはFacebook Messengerを使っているため削除できませんが、Instagram、Twitter、Snapshot、Pinterest、dev.to、note、ニコニコ動画、アメーバ、はてなのアカウントはすべて削除しました。

YouTubeのアカウントは削除していませんが、このサイトの各記事の補足説明としてアップロードされている動画は今後すべて削除されます。

理由はもちろん、SNSに疲れたからです。喫茶店でたまたま会った人に声をかけられて、その人と友だちになる確率はどのくらいでしょう? 私たちのコミュニケーション量は限界があり、しかもたいていは失敗します。

ソーシャルメディアはその本質よりも、社会的対立から生まれる過激なコミュニケーションを好みます。不毛で不経済なシステムは貧困ビジネスと同じように、ほとんどの人の時間を搾取するだけです。

SNSをやめてわかったこと

私はもうソーシャルメディアどころかインターネットもほとんど見ないようにしています。そうしてわかったことが3つあります。

SNSにおける過剰な競争は価値がない

適度な競争は成長の原動力になり、富を生みます。しかし過剰な競争は大半の参加者から富を奪います。これからTwitterを始めてアカウントを育てても意味がありません。

SNSは完全競争に近い水準まで達しているように見えます。実体経済が悪化し、多くの日本人がリスクの少ない市場に飛びこんでいます。日本は経済的な流行が極端に一方向に進むので、SNSの競争はこれからさらに過酷になるでしょう。参加するより無関心でいるほうが今は利益になります。

なにもしないことがなにかするよりもずっと利益になる状況は、ソーシャルメディアに限らずいくらでもあります。「参加」による利益はいつも適切なタイミングを必要とするのです。