「情けは人のためならず」の紛らわしい意味と英語

「情けは人のためならず」とは、情けはその人だけでなく自分のためにもなるという意味。

日本のことわざで最も紛らわしいことわざ。情けは親切や同情のことで、親切や同情を他人にふりまくことは、その人のためにもなるが、めぐりめぐって自分のためにもなるということを言っています。

「人のため」+「ならず」とあるので、人のためにならないと聞こえますが、人のためにならないという意味は持っていない。正直このことわざを広めた人たちが憎らしい。

「情けは人のためならず」は因果応報をいい方向から言ったもので、これを悪い方向から言うと「自業自得」となります。

英訳

「情けは人のためならず」は英語で次のようにいいます。英語版はまったく紛らわしくない。

One good turn deserves another.

turn 行動 deserve 値する

因果応報は英語で次のようにいいます。

What goes around comes around.

匿名者投稿「情けは人のためならず」

他人に下手に情けをかけることは、その人との為にするのではなく、結局、自分のためにすることになる。といういう意味です。

例えば、裕福な人が、借金で困った人に借金を肩代わりをしたとする。一見裕福な人は良いことをしたように見えるが、借金をした人がなぜその経緯に至ったのか(原因)、どのように返済していくのか(改善計画)、借金をしないためにどうしたらよいのか(問題回避)、など借金という問題をどう解決していくのかを考え、行動し、改善していく知恵を身につけれる体験を奪ってしまい、その人のためにならないのです。

また裕福な人にとってこの行動は、困っている人を助けてあげた、という満足感を得て、結局自分の為に行動したことになります。

匿名者投稿「情けは人のためならず」

 人に情けをかけること(親切にすること)はその人のためばかりではなく、結局は自分のためにもなるという意味のことわざ。つまり人に親切にしなさいという格言である。

 昔話の中ではおじいさんが親切にした相手からその親切を上回るお返しを受ける例がある。もちろん金銭的、物質的なお返しだけではない。親切を行うことによって自分に生まれる満足感、自己充実感も重要である。ボランティアは基本無償であるが、行うことによって自分の経験値を広げたり、社会貢献により自己肯定感が高くなったりする。これも「情けは人の為ならず」の一例といえよう。

 よく情けをかけることを否定していることわざと勘違いされ、「人に手を貸しすぎることはその人のためにならない」の意味で使われることがあるがこれは誤用である。

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