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イギリスの歴史をざっくりわかりやすく説明

イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドからなるが、この記事ではイングランドの歴史を主にあつかう。

イギリスの歴史は、ゲルマン系のアングロ・サクソン人がグレートブリテン島に侵入したことから始まる。

七王国

ゲルマン系のアングロ・サクソン人はグレートブリテン島に侵入し、中南部に7つの王国をつくった。あわせて七王国という。

ノルマン朝(1066〜1154)

フランスの諸侯だったウィリアム1世はイングランドを征服し、1066年からノルマン朝が始まった。

プランタジネット朝(1154〜1399)

1100〜1135年にノルマン朝の王だったヘンリー1世の後継者問題をきっかけに、ヘンリー2世のプランタジネット朝が始まった。

プランタジネット朝のときに百年戦争が起き、現在のイギリスとフランスの国境がほぼ決まる。

テューダー朝(1485〜1603)

1455〜1485年に起きたバラ戦争の後、ヘンリー7世がテューダー朝を開始。テューダー朝のときにイングランド国教会が生まれる。

ステュアート朝(1603〜1714)

スコットランドのステュアート朝ジェームズ1世がイングランド国王もかねて、イングランド・ステュアート朝が始まる。

ステュアート朝のときにイングランドとスコットランドが連合するような形になり、現在のイギリスに近づいた。

ステュアート朝のイギリスは、アメリカ上陸、ピューリタン革命、オリバー・クロムウェルの独裁、王政復古、名誉革命とあわただしい時代だった。ステュアート朝の末、1707年にイングランド王国とスコットランド王国はあわさり、グレートブリテン王国となった。

ハノーファー朝(1714〜1901)

ステュアート朝が断絶すると、ドイツ系のハノーファー家からジョージ1世がグレートブリテンとアイルランドの国王になり、以降1901年までハノーファー朝が続く。

1801年、グレートブリテン王国とアイルランド王国があわさり、グレートブリテンおよびアイルランド連合王国となった。

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