Irohabook
0
141

美しい日本語の書き方:記事や論文を書くときに気をつけてほしいこと

記事や論文を書くときに気をつけてほしいことをまとめました。Irohabook の執筆者は下の規則を守ってください。

構成

  • 結論から述べる。

文の構造

  • 主語のない文を連続して書いてはいけない。
  • though に相当する節を文中にむやみに入れてはいけない。

タイトルと見出し

  • 「かもしれない」は「か」と略してはいけない。「そろそろ株価暴落か」といった文の「か」はいらない。

点と丸

  • 論文では点と丸を全角のカンマとピリオドにする。
  • むやみに点を入れない
  • 1 行の目安は 30〜50 字
  • 主語の直後に点のある文(例えば「私は、彼の言ったことが正しいと思う」など)は根本的に破綻している。

記号

  • 文末の?には全角の空白を 1 文字入れる。

数字

  • 数字は原則として漢数字を使ってはいけない
  • 数字の前後には半角の空白を 1 文字入れる

敬語

  • 男性にも女性にも「君」「くん」をつけない。
  • 著名人に敬称をつけない(「さん」も「氏」もつけない)。
  • 「させて」と「いただく」を絶対に使ってはいけない。

丁寧語

  • 「です」「ます」を 3 文以上にわたって書いてはいけない。
  • 「〜ましょう」は原則として使わない。

副詞

  • 文修飾の副詞は基本的に文の前または後につける。
  • 動詞を修飾する副詞は基本的に動詞の直前につける。
  • 「しかも」を意味する「かつ」は使わない。

副詞の「的」

  • 「的」は基本的に使わない。かわりに「〜として」を使う。

助詞

  • 所有の「の」を 3 回連続して使ってはいけない。

推量

  • 「でしょう」はむやみに使わない。

伝聞

  • 「〜と呼ばれる○○」「〜といわれる○○」といった表現の後に点をつけない。

命令

  • どんな理由があっても「〜せよ」を使ってはいけない。
  • 「〜が(は)望ましい。」は望ましい日本語といえない。

漢字

  • 「という考え」といった「という」は「と言う」と書かない。
  • 「〜がある」は絶対に「有る」と書いてはいけない。

ひらがな

数学

  • 「成り立つ」という表現は基本的に使わない。「となる」でいい。
  • 「〜とおくと」は「〜と置くと」と書いてはいけない。「とおくと」より「とすると」を基本的に使う。

特定の単語

  • 「終わり」は「終り」と書かない。
  • 「わかる」は「分かる」や「解る」などと書かない。必ずひらがなで書く。
  • 「付ける」は「つける」と書く。「値段が付く」よりも「値段がつく」がいい。
次の記事

文章の書き方