副詞、副詞句、副詞節とはなにか?意味と違いをざっくりわかりやすく解説
副詞とは、動詞や形容詞、他の副詞などを修飾する単語です。
例えば、「速く走る」という文において、「速く」が副詞です。この副詞は、動詞「走る」を修飾し、「どのように走るか」を表現します。
「ここで待っている」という文において、「ここ」という単語は、場所を表現する副詞です。
副詞句
副詞句は、複数の単語がつながって副詞のようになったものです。
「彼は非常にとても速く走る」という文があった場合、「非常にとても速く」という節が副詞句になります。
非常にとても速く
→非常に とても 速く
とわけられますね。
副詞節
副詞節は本質的に副詞句と同じですが、点などで区切られていることが特徴です。
例えば、「彼女が大声で歌うのを聞いたとき、私は彼女の才能に感銘を受けた」という文での
「彼女が大声で歌うのを聞いたとき、」
が副詞節です。副詞節はそれだけで文となる場合が多いです。
彼女が大声で歌うのを聞いた
は一つの文になっています。それに「とき」がついているので副詞になっています。副詞や副詞句は単体では文にならないので、ここが副詞と副詞節の明確な違いです。
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