肝臓の機能(高校生物)

肝臓は人体で最も大きな器官で、多様な役割を持つ。

血糖量調節

血中に含まれる糖(グルコース)の量を調節する。

グルコース ↔ グリコーゲン

グルコースを合成してグリコーゲンにすると、グルコースが少なくなって血糖値は下がる。逆にグリコーゲンを分解してグルコースにすると、グルコースが増えて血糖値が上がる。これらの調節はインスリンなどのホルモンも関わっている。

タンパク質の合成

フィブリノーゲンなどのタンパク質を合成する。

解毒

タンパク質を分解するとアンモニアが発生する。アンモニアは毒性が強いため、肝臓の尿素回路(オルニチン回路)で尿素にする。

尿素回路の図

アンモニアから尿素になると、尿となって排出される。

体温調節

血糖量調節において、グリコーゲンを合成する反応、グルコースを分解する反応は、多くのエネルギーが出入りする。これによって体温を調節する。

赤血球の破壊

不要になった古い赤血球を壊す。

胆汁の生成

胆汁をつくる。胆汁は、脂肪の消化を促す体液のこと。肝臓でつくられた胆汁は、胆管という管を経て、胆のうに蓄えられた後、十二指腸で分泌される。

胆汁
肝臓→胆管→胆のう→十二指腸

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