「短期で攻める最頻出問題発音・アクセント300」の評価と使い方

「短期で攻める最頻出問題発音・アクセント300」は桐原書店から出ている発音・アクセントの参考書兼問題集です。「短期で攻める」というタイトル通り、試験直前期の受験生が発音・アクセントを一気に復習し、仕上げるような作りで、問題数は300問とボリュームがあり、そのうち100問はセンター試験の本試と追試からとなっています。

項目 評価
使いやすさ ★★★★★
詳しさ ★★★★★
おすすめ ★★★★★
レベル 初級~上級
対象 中3~高3

センター対策用と私大対策用に分かれている

本書は前半をセンター対策、後半を私大対策にあてています。

前半のセンター対策で発音・アクセントのルールとその例外などについて詳しく説明し、センターの過去問を練習問題として掲載しています。ルールの説明などはシンプルに整っており、見開きのページ内にすべてがコンパクトに収まっているという形。説明の後、同じく見開きに練習問題、その次の見開きに解答があります。ページをまたがない作りは使い勝手がとてもいいです。この点において駿台文庫の英語の発音・アクセント総仕上げより使いやすさは上でしょう。

後半は私大対策で、オリジナルと思われる実力問題を200問ほど掲載しています。前半と同様見開きに問題と解答がそれぞれ収まっています。問題の次の見開きに解答がきます。

レベルは初級から上級まで

発音・アクセント自体、難易度に大きな開きがあるわけではありませんが、発音・アクセントを初めて本格的に勉強するという人にとっても、一定以上の実力があって確認用として使いたいという人にとっても、本書はかなり役に立つと思います。初めてという人は前半を、すでにある程度わかっているという人は後半の問題を解くといいでしょう。

すべての単語に発音とアクセントがついている丁寧さ

発音・アクセントの本によってはポイントになる単語しか発音とアクセントがついていないというタイプもありますが、本書は出てくるすべての単語に発音とアクセントがついてきます。

使い方

発音・アクセントは高校三年生になってからでも遅くありません。むしろ語彙力があまりない状態で勉強してもわからない単語が出てきて集中できないかもしれない。

高校三年生から発音・アクセントを本格的に勉強するとしたら、本書は帰りの電車など隙間時間にちょこちょこ読むような使い方でいいと思います。解説の直後に問題、問題の直後に解答が続くため、短い時間での学習がしやすいです。

短期で攻めるとありますが、最後の最後まで何も対策しないでセンター一週間前に一気に仕上げるというやり方はかなり危険。空いた時間に少しずつ知識を入れて、たまに一時間ほど腰を据えて後半の私大対策問題をどっぷり解くという使い方はどうでしょうか。

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