古文の活用形とはなにか?未然形や已然形をざっくり解説
古文の動詞、形容詞、形容動詞、助動詞は 6 つの活用形があります。
- 未然形(みぜんけい)
- 連用形(れんようけい)
- 終止形(しゅうしけい)
- 連体形(れんたいけい)
- 已然形(いぜんけい)
- 命令形(めいれいけい)
例えば、「行く」は
未然形 行かず
連用形 行って
終止形 行く
連体形 行くとき
已然形 行けども
命令形 行け
となります。文中で形が変わるので「活用形」というんですね。
未然形
「ず」や「む」につながる形。未然形は、動作や状態が起きてないことを表します。まだ起きてない状況。例えば「行かず」は「行かない」という意味。
連用形
「行く」「遊ぶ」をつなげると「行って遊ぶ」になりますね。この「行って」を連用形といいます。「連用形+動詞」というならびです。動詞などの用言につながるから『連用形(用言に連なる形)』。
終止形
文の終わりにくる形。
連体形
「〜こと」「〜とき」など名詞につながる形を表します。
已然形
「〜ども」「〜ば」につながる形。すでに起きたのに、みたいな感じ。行ったのに、勉強したのに、やったのに、みたいな。
命令形
命令する形。しばしば「よ」がつきます。「行けよ」「守れよ」の「行け」「守れ」が命令形にあたります。
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