光陰矢のごとしの意味と例文と人生教訓としての解釈|ことわざ辞典

「光陰矢のごとし」の「光陰」は「こういん」と読む。「光陰矢のごとし」とは、時が経つのはとても早いということ。

光は日、陰は月、光陰で月日(時間)を意味する。時間は飛んでいく矢のように早いものだというたとえ。

例文

解釈

このことわざが面白いのは、時間を光陰という言葉で表現していることですね。実際、時間と光は物理的に関係していますが、それは置いておくとして、このことわざは人生教訓にふさわしいことわざだということを強調したいと思います。

人生は本当、短い。年を重ねていくごとに、時の流れるスピードが速くなっている気もします。それはたぶん、大人になればなるほど、経験から得られる刺激が減っていくからだと思う。年をとっていくにつれて、だら~んとしていくというか。

人生は短いけど、たぶん、だらだらしていたら、もっと短くなるんじゃないかな?などと考える。毎日がむしゃらに、生きるか死ぬかという限界で生きていれば、絶対時間は変わらないが、自分にとっての人生は少し長くなるんじゃないか?

光陰矢のごとしとはいうものの、時間の扱いに対する責任はすべて自分にあるので、毎日このようなことわざを意識して、一日一日を大切に生きたいですね。

類語

読みは「白駒(はっく)の隙(げき)を過(す)ぐるが如(ごと)し」である。これは「光陰矢のごとし」とほぼ同じ意味をもち、人の一生は、隙間から走っていく馬を見るわずかな時間のように、短いということ。

出典は『荘子』。荘子は老子と同じく道家の諸子百家。

注記

朱子の言葉に「少年老いやすく学なりがたし」ということわざがあります。「光陰矢のごとし」の同義語ではありませんが、言いたいことは少しかぶっているかもしれません。

「少年老いやすく学なりがたし」は、時間はすぐに経ってしまうので、若いうちにきちんと勉強しないと、年をとって何も学べずに終わってしまうよ、という戒めの言葉です。

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