成功するためには忍耐と方向性が必要である

成功するためにはゴールが必要です。どこに行けばわからないタクシーがどうして適切に移動できるでしょうか? 人も車と同じように、あるゴールに向かって動く必要があります。

例えば成績UPを目指して勉強しても、おそらくなんとなくうまくいかず、なんとなく失敗するでしょう。それはどの科目をどの程度上げたいかという明確な目標がないからです。成功するには、成功を定義することが必要です。

忍耐

ゴールを決めたとして、次の必要なものは忍耐です。怠け者のうさぎが堅実なかめに勝てないように、ずる賢く成功してやろうという人は努力を着実に成果につなげていく人に負けてしまいます。数学にくわしくなかったエジソンが多くの発明を残したのは、それだけ失敗し、それだけ努力したからです。

忍耐を我慢くらべのように考える必要はありません。このサイトは教育と受験を専門としているので、読んでいる人の中にはキテレツ大百科に出てくる勉三さんのように毎日12時間も集中して勉強している人もいると思います。

そうした方におすすめしたい忍耐強くなる方法は、次の3つの方法です。

  1. メリハリをつける
  2. 慎重になる
  3. 分割する

なにもしないときと、なにかするときの区別をはっきりつけると効率が改善されます。あらゆる行動は一つの目的に向かっていますが、私たちはそれを意識しないで行動するのです。そのメリハリのなさによって、行動が目的を見失い、効率が落ちてしまいます。

ぼーっとチャート式数学を読んでもなにも生まれない。式を漫然と見ているだけでなにが自分に生まれるのでしょうか? なにかが生まれるときは、自分がそれを生もうとしているときです。三角関数の公式をなんとなく見るよりも、公式を自分で導くほうが、時間はかかっても結局早く理解できるようになるのはこのためです。

続いて慎重さを身につける。注意深く、用心深く、慎重になる。注意の欠如はあらゆる失敗を招きます。テストで名前を書き忘れるのも、一問目に二問目の解答を書いてしまうのも、単なるミスですが、同時に自分の人生を変えるミスになるでしょう。

アドラー心理学で「困難は分割する」という表現がよく出てきます。困難にぶち当たったとき、その困難を一度に味わうとうんざりします。あまりにやることが多いと、その量に頭がくらくらしてなにもできなくなります。

人間は一度に複数のことを処理できません。そのため、難しい問題が出てきたら、その問題をいくつかに分けて、一つ一つをこなしていくようにしましょう。

方向性

最初に成功とゴールについて述べました。行ったこともない場所に行くとき、自宅からその土地までの道をどのように決めるでしょうか? スタート地点の周りだけを見ても、ゴール地点の周りだけを見ても、適切な道は浮かびあがってきません。

スタートとゴールの両方を同時に見る必要があります。スタートとゴールをつなげていくように、道をつくっていくのです。

私たちが旅行するときに無意識的に行っていることは、実はあらゆる成功のかなめになっていると思います。つまり、今という現実と、希望する未来の両方を認識するのです。

現実逃避はなにも生みません。テストで30点をとり続けているのに、「これは自分のせいではなく、出題者である先生たちがいやらしい問題を作っているだけだ」と考えるばかりでは、間違った勉強法が生みだされ続けるでしょう。

今の成績を悲観して、第一志望校をぐずぐずと決められないのも、同時に間違った勉強法を生んでいきます。今と未来を少しずつつなげるためには、現実を受けとめる勇気と、未来を見つめる勇気が必要です。

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