エッセイ 教育

学校に行きたくない中学生はどうすればいい?不登校の生徒に読んでほしいこと

学校に行きたくない中学生がたくさん増えていますね。逆に考えると、不登校がちょっとずつ当たり前になっているといえます。たとえ不登校になっても、勉強をして試験に合格すれば高校に進学できます。そう考えると「あ〜中学校に行きたくない。もう終わりだ…」なんて悲観する必要はないですね。

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今回は「学校に行きたくない中学生はどうするべきか?」をあまり深刻にならずに考えたいと思います。

重要な結論:学校以外の友だちを3人以上つくる

友だち 100 人つくろう…みたいな歌がありますね。学校がここまで荒れた時代になって、あの歌を教えるのってどうなんでしょう。たぶん「そんなたくさん作れるわけねーじゃん」とみんな思ってる。

Amazon のピザのルールじゃないけど、人はそもそも数人しか適切に認知できない。脳科学的にね。だから友だちもおそらく 30 人が限界だと思う。実際は 10 人がいいところ。

学校に行きたくない中学生は 10 人じゃなくて、3 人の友だちをつくるといいかもしれない。ただし学校以外の環境です。例えば

とか。一番は塾。このサイトでくりかえし言っているけど、塾に行くのは勉強するためじゃない。みんな勘違いしているけど、塾の価値は授業にはない。塾の環境に価値があるんです。学校に行きたくない人にとっては、友だちをつくるという意味で価値があります。

中学校に行かなくてもぶっちゃけいいと思う。保健室に通ったり、フリースクールに通ったりして、うまいこと単位をとれば、バカ正直に授業を受ける必要なし! 中学生になってうすうすわかってきたと思うけど、学校の授業ってわかりにくいし、荒れているクラスだったらそもそも集中できない。

学校に行きたくないってことは、きっと嫌なやつがいるんだと思う。そんな中で勉強しても身につかない。

だから塾に行こう。なるべく学校の同級生が行かないところ、地元から離れたところの塾です。

参考:いじめが消えない理由

ネットでは友だちを作らない

インターネットで友だちをつくろうとしてもうまくいかないと思う。インターネットって、私たちが想像している以上に壁があって、誤解が生じやすい。そんなふうに言ったつもりはないのに、相手は変に誤解して自分を嫌うようになった、という悲劇が生まれやすい。

インターネットはそもそも人間関係をつくるための条件が整っていないんです。

チャットだけするより、一緒にラーメンを食べながら話したほうが面白いよね? これは覚えてほしいことだけど、言葉というのは言葉そのものよりも、言い方と外部環境で意味がほとんど決まってしまう。だからラーメンの匂いとか、周りの景色とか、そういうものがないインターネットでは、言葉に本来の価値がないよね。

尊敬できる人をつくる

私はニュートンとアインシュタインをずっと尊敬していたから数学を勉強するようになったけど、誰しも尊敬する人を目指して行動すると思う。学校に行きたくないとか、誰かに嫌なことをされたとか、そういう悲観的な状況って自分を守るものがほとんどないよね。だから尊敬できる人をつくろう。

例えばアインシュタインは第二次世界大戦のドイツからアメリカに亡命したけど、迫害されて国を追われる経験以上にひどい経験はない。そういう苦労から比べたら、たいていの苦痛はどうでもいいものかも…。尊敬できる人をもつというのは、そういうふうに自分の嫌な体験の度合いを下げてくれる役割を果たす。

学校に行きたくないという中学生はぜひ、尊敬できる人を、できれば 3 人くらい考えてください。その人のようになりたいと強く思うのです。そしてその人に近づくために努力するのです。

つっぱらない

難しいニュアンスですが、中学生くらいになると人はつっぱります。つっぱるというのは、できないのにできると言ったり、そもそもできなくていいと開きなおったりすることです。根拠のない自信をもつことです。

大人になってもつっぱる人がたくさんいます。私はとりわけ自信過剰な性格なので、よくつっぱります。しかしつっぱるとろくな結果にならないんですよね。

なんでかというと、最終的に疲れるからです。つっぱるクセがある人はもうわかっていると思うけど、つっぱるって疲れるよね。無駄に体力と精神を消耗するんです。そしてむなしくなる。

つっぱると中学校がろくな場所に見えなくなる。それが学校に行きたくない気持ちになることがある。

つっぱるのは悪いことじゃないけど、最終的に損するのは自分で、人間は得するために行動しなければいけない。疲れることがわかっていることをあえてする必要がない。もっとリラックスしないといけない。イライラしたら、なにも考えないでトイレ掃除するほうがいい。

まとめ

学校に行きたくない中学生はまず友だちをつくってください。友だちの数は競ってもしょうがないし、薄っぺらい友だちをつくっても、自分のためにならない。

学校から離れた環境で新しい人間関係をつくってください。人間というのは、たった一人の友だちのおかげで人生が変わるものです。